【こんな症例も治りますシリーズ 352】 またもや、犬のチョコの誤食 も的確な診断と治療で治します。

ワンちゃんにとって、美味しくても、カラダに毒なモノ。 その一つが、チョコですね。

 

参照サイト:

https://bit.ly/2U5Qw8G

 

 

犬 6歳 メス(避妊済)

【 チョコレートを食べてしまった 】と来院されました。

■ お話を聞く限りでは、重篤なチョコレート中毒になるような量ではないですが、思ったよりも多く食べている可能性や、食後直ぐの来院であったため吐かせることが体に一番負担がかからないと判断し、催吐処置をすることにしました。

■ 吐かせる時には飲み薬や注射薬など様々な種類がありますが、飲み薬は胃・食道がひどく荒れることもあるため、注射薬を使って吐かせることにしました。

 

 

■ 幸いにも、吐いたモノには食べたと伺っていたものは全て出ていたため、残った毒素を排出するための点滴をして、無事に終わることが出来ました。

 

 

※ 時間が経ってしまっている場合は、他の臓器にも悪影響が出ていることが多いので、精密な血液検査などが必要です。

■ 誤食は何を食べたかや量、経過時間によって対処法やその後の回復の仕方が変わってきます。 何かやったかな?という時は様子をみるのではなく、今回のようにすぐに相談して頂ければと思います。

 

 

獣医師 冨田浩平

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